こんにちは、Hiraiです。
今回、実験的にStudio One 3のドラムサンプラー、Impactで使用できる
フリーの生ドラムプリセット、D Drumsを作ってみたので、公開してみます。
あ、今回はDTMネタなので、わかんねーよ!って方がいたらすみません。
Impact (Studio One 3)専用生ドラムプリセット D Drums
シンプルなデモソングです。
僕は普段、音楽制作にStudio One 3というDAWを使用していまして、
標準で付いてくるドラムサンプラーに、Impactというものがあります。
音や使い勝手も良く、シンプルで気に入っているのですが、
やっぱり付属音源ということもあり、生ドラム系の音色は、もう少し良い物がないかなぁ…と思っていたので、
この際、手軽に使えるそれっぽいプリセットを自分で作ってしまおう!と思い立ったわけです。
付属サンプラーで動作するので、軽く、編集も楽。デモ作りに即戦力。そんなイメージで作りました。
D Drumsは下のボタンからダウンロードできます。
zipファイルを解凍すると、以下のファイルが入ったフォルダがあります。
その中にあるD Drums.songを開くとD Drums (Impact)が立ち上がった状態のソングが現れます。
あとはImpactのプリセットメニューで、「プリセットを保存」を選択していただければ
いつでもImpactのプリセットとして呼び出して使用することが可能です。
標準でマルチアウト仕様になっていますので、ミキシングビューで細かく調整していただけます。
最大8ベロシティレイヤーを組んでいますので、細かな表現も可能になっています。
ちなみに上記のデモソングは、リバーブのみを付け加えています。ギター、ベースはStudio One付属の適当なループ素材です。
以下、制作過程などを・・・
実は僕はPAエンジニアという側面もございまして、(コンサート会場の後ろの方とかで何やら機材に囲まれて音とか調整してる、あの人です)
普段から生ドラムの音に触れることが多く、そのあたりも考慮したプリセットを作ろうと考えました。
オリジナル音色ということなので、ドラムを収録するところから始めなければいけないので、
某ライブハウスのドラムキットをお借りしまして、実際に収録していくことにしました。
(ちなみにD Drumsという名前はそこから由来しています)
こんな感じでマイキングし、あとは一人で黙々とサンプルをベロシティごとにワンショットずつ収録していく…
という地味な作業でした。
こうして収録した音を、パーツごとに調整、加工して、Impactに取り込んだあと、
自然な演奏になるよう、ベロシティレイヤーやバランスを調整して完成です。
スネアはよりリアルに打ち込めるように、両手を別々に収録。
リムショットやライドのベル音なんかも入れたので、表現に幅が出せると思います!
今のところフリーということで、Studio Oneでしか使用できないのですが、
今後こういったものをまた作る機会があれば、他の環境でも使えるようにしてみたいなぁと思っています。
ぜひ、気軽に使ってみてください!
D Drumsは下のボタンからダウンロードできます。
録音フォーマット:24bit/48kHz WAV
Mic:
Kick In – Shure Beta 91
Kick Out – Shure Beta 52
Snare Top – Shure Beta 57
Snare Bottom – Shure SM57
Hihat – Shure Beta 57
Tom 12″/13″/16″ – Sennheiser e604
Overheads – Rode NT-5
Ambience – Shure SM57
Mic Preamp – Behringer ADA8200 / M-Audio Firewire 1814